薩長同盟締結の陰に、中岡慎太郎の人脈とコミュニケーション能力!
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第45回 ~中岡慎太郎
○日柱の干支:「甲寅」(きのえとら)
「甲」は木、「寅」は季節の春、すなわち、「甲寅」は春の木を表す。冬が終わり少しずつ暖かくなる季節、木々は葉を付け、花を咲かせ、人々に春の訪れを告げる役割を持つ。このように、中岡慎太郎には明るく人々を引き付ける魅力があったのだろう。また、「一本木(気)」という言葉があるように、真面目で正義感が強く曲がったことが大嫌い。まっすぐに上に伸びていきたいというプライドの高さを持っていたのだろう。
1867(慶応3)年、慎太郎は、同じく土佐出身の盟友、坂本龍馬と京都の近江屋にて会談中、刺客に襲われた。死の淵にあって、繰り返し「速やかに倒幕の挙を決行されよ。遅れをとれば、かえって敵のために逆襲せられるであろう。必ず同志の奮起を望む」と言い置いたという。真面目で正義感の強い慎太郎にとって、さぞかし無念だっただろう。
同じく日柱の干支に「甲寅」をもつ芸能人として、俳優の中井貴一さんや濱田岳さんがいる。
続いて、通変星、蔵干通変星から慎太郎の性格を読み解いていく。通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。